モンテ・クリスト伯
モンテ・クリスト伯、岩波文庫全7巻、読了しました。
自分の出世を逆恨みする男と自分の許婚を横恋慕する男のほんの軽はずみな姦計によって14年間投獄され、絶体絶命のピンチを凌いで脱獄した男が、自分を陥れた男たちに対して「そこまでするか?」という凄まじい復讐をしていくストーリーが300ページ超の文庫本7巻に渡って描かれているのですが、まったく弛緩することなく、一気読みさせてくれます。
昔から子供向けに「巌窟王」というタイトルで短くリライトされている物語ですが、オリジナルを読むことを筒井康隆が薦めていたので読んでみました。訳文がちょっと古いといえば古いですが、さほど気になりませんでした。
一説によると全7巻のうちの4巻目がもうすぐ版元品切れになるらしいという噂があって慌ててアマゾンで買ったのですが、今のところそんな心配もないみたいです。
次は、「失われた時を求めて」ですかね。この間「リトル・ミス・サンシャイン」というよくできてるようなそうでもないような映画を観ていたら(DVDですが)、ゲイのアメリカ人のプルースト学者が元恋人(つまりその人もゲイですが)にアメリカNo.1のプルースト学の権威の座を奪われる、というエピソードがあり、その人が「マルセル・プルーストという、文学史上最低で最高の存在」みたいなことを言ってておかしかったです。
あーでもその前に仕事の資料として「LOST シーズン1」を全部観なきゃいけないのでした。気が重い。面白いんだろうけど。



コメント